9月25~27日に開催されるF1日本グランプリの観戦チケットは、3月7日から発売が開始される。
鈴鹿サーキットでは来場するファンそれぞれの観戦スタイルに合わせて多数の種類のチケットを販売。細かいニーズに応えることができる一方で、初めて観戦に行くファンにとってはどれを選べば良いか悩んでしまうだろう。そこで何回かに分けて、日本GP観戦チケットを細かく紹介していこうと思う。
一般観戦券の中で最も高額のグランドスタンド上段V2席。さらにブロックごとで料金も細分化されているが、一番安くても6万5900円、最上段は7万8200円だ。しかし、毎年チケットの発売が開始されると、あっという間に最上段のブロックは完売。
そのヒミツは、メインストレートを見渡せる観戦ビュー。防護フェンスも気にすることなく観戦でき、各チームのピットも一望。さらに大型ビジョンも座席の位置と同じような高さになるため見やすくなっている。
さらに1コーナー側のブロックは1、2コーナーやS字コーナーの一部まで見渡すことができ、グランドスタンドの中ではメインストレート以外のコーナー区間を走るマシンも観ることが出来る。特にスタートシーンではマシンの動き出しから1コーナーまでの攻防戦がそのまま生で観られる。長年通っているファンの中には「一度ここで観たら、他の席に移ることはできない」という方もいらっしゃるほど。高額な分、そこからの景色は鈴鹿サーキットの中でも一番と言って良いものになっている。
観戦ビュー以外の環境面はV1席同様に充実しており、フードコートやグッズショップ、トイレや自動販売機もスタンドを出たところに設置されている。
毎年人気の高いV2席。特に最上段エリアは早い段階で完売になる可能性が高いため、このエリアで観戦希望の方は、3月7日の発売開始直後の購入をお勧めする。