JR東日本は2月18日、「東京駅開業100周年記念Suica」の申込枚数が約499万枚に達したと発表した。当初の販売予定数の約333倍になる。
記念Suicaは当初、販売数を限定1万5000枚とし、2014年12月20日の朝から東京駅で販売を開始した。しかし、JR東日本の予想を大きく上回る約9000人の購入希望者が東京駅に殺到したことから販売をすぐに中止。全ての購入希望者に販売する方針に転換し、今年1月30日から2月9日までインターネットと郵送で申込みを受け付けた。
同社の発表によると、申込受付終了後の受付件数は226万5000件。このうちインターネットからの申込みが196万7000件、郵送が29万8000件だった。申込枚数はインターネットが425万枚、郵送が74万1000枚で、計499万1000枚だった。
本年度に発送できるのは約10万枚のため、抽選で決定して2月下旬に専用払込票を申込者に発送。入金を確認してから3月19日以降に商品を発送する。本年度発送分の抽選から漏れた人については、6月中旬頃から2016年3月頃までの間に順次発送する予定。発送時期などの具体的なスケジュールは、再度抽選を行った上で今年4月頃までに案内するという。