BMW M4 クーペ、Moto GP のセーフティカーが進化

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BMW M4 クーペのMoto GP セーフティカー
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BMW『4シリーズクーペ』の頂点に立つ高性能車、『M4クーペ』。同車が世界最高峰の二輪ロードレース、「Moto GP」の公式セーフティカーに、2年連続で指名された。

これは2月13日、BMWが明らかにしたもの。2015年シーズンのMoto GPの公式セーフティカー、M4クーペの姿を披露している。

BMWは1999年から、Moto GPに公式車両を提供。ここ数年では、2011年シーズンが『M5』、2012年シーズンは『M6クーペ』、2013年シーズンは『M6グランクーペ』が、Moto GPのセーフティカーを務めてきた。2014年からのM4クーペは、BMWにとって、16台目のMoto GP公式車両。

M4クーペには、新開発の直噴3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載。最大出力431ps/5500-7300rpm、最大トルク56.1kgm/1850-5500rpmを引き出す。トランスミッションは、6速MTと7速デュアルクラッチの「DCT」。0-100km/h加速は、7速DCTが4.1秒、6速MTが4.3秒。最高速は250km/h(リミッター作動)。「Mドライバーズパッケージ」ではリミッターが解除され、最高速は280km/hに到達する。

Moto GPセーフティカー仕様のM4クーペでは、カーボンファイバー製のリアスポイラー&ディフューザーなど、Mパフォーマンスパーツを装備。ルーフには、LEDフラッシュライトが追加されるのが特徴。

今回、発表された2015年シーズン用のセーフティカーでは、ボディカラーをホワイトからブラックに変更。「ウォーターインジェクション」と呼ばれる新機構も導入された。これは、エンジン燃焼室の温度が上がった時、水を噴射して吸気温度を下げるメカニズム。BMWによると将来、市販車への搭載を想定しているという。

《森脇稔》

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