英国の高級車メーカー、ロールスロイスモーターカーズ(以下、ロールスロイス)は2月12日、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー15において、ロールスロイス『セレニティ』を初公開すると発表した。
同車は、ロールスロイスのカスタマイズ部門、「ビスポーク・デザイン」が手がけたワンオフモデル。ビスポークは、顧客の細かい好みに応じたカスタマイズプログラムを提供している。
最新作のセレニティでは、究極のラグジュアリーを目指す。そのために、ロールスロイスがかつて国王や王妃、皇帝や皇后のために製作した特別車両のノウハウを生かして、カスタマイズを行う。
例えば、インテリアのモチーフとして、日本の着物を採用。ロールスロイスによると、日本の着物に欧州の家具を組み合わせるなどして、特別感にあふれる内装を提示するという。
なお、ロールスロイスは、セレニティの予告イメージを1点配信。室内の天井に描かれた花の模様が見て取れる。