ニスモアスリートグローバルチームは、豪州マウントパノラマサーキットで2月6日から8日に開催される「バサースト12時間レース」に、#35 NISSAN GT-R NISMO GT3 で今年も挑戦する。
ドライバーは、昨年も出場したアレックス・バンコム、千代勝正、ウォルフガング・ライプの3名。同レースは、日産の2015年モータースポーツプログラムにおいて最初のビッグイベントとなり、チームは昨年同レースで見せたポテンシャルとスピードを再現すべく、準備を進めている。
22年ぶりのファクトリーエントリーとなった昨年は、予選で5番手につけたものの、決勝では59周目にアクシデントでマシンが深刻なダメージを受け、3時間でレースから撤退という悔しい結果となった。
ニッサンGTアカデミーのトレーナーも担当するバンコムは、豪州V8スーパーカーチームから昨秋のバサースト1000に出場。この12か月で3度目のバサーストチャレンジとなる。
千代は、昨年はニスモグローバルドライバーエクスチェンジプログラムで欧州をベースとしたブランパン耐久シリーズにニッサンGTアカデミー・チームRJNからシリーズ参戦。多くの経験を積んで再びマウントパノラマサーキットに戻ってくる。
「ゲーマー転身レーサー」ライプは、3年前までモータースポーツ経験ゼロ。しかし昨年は、ルマン初の電気だけでの周回を達成したドライバーとなったほか、スパ・フランコルシャンで開催された英国GT選手権で2位に入るなどの活躍を見せた。
2015年バサースト12時間レースは、2月6日から8日にマウントパノラマサーキットで開催。ニスモでは、YouTube公式チャンネル「NSIMO TV」や日産モータースポーツのフェイスブックで、現地の情報を随時配信する。