トヨタ自動車の欧州法人、トヨタモーターヨーロッパは2015年1月14日、2014年の新車販売の結果を公表した。総販売台数は88万8015台。前年比は4.6%増と、4年連続で前年実績を上回った。
ブランド別では、トヨタが83万4785台。レクサスは、前年比23%増の5万3230台。
トヨタブランドでは、『オーリス』シリーズが、14万2100台と牽引。前年比は7.5%増だった。中でも、日本にはないワゴンの『オーリスハイブリッド・ツーリングスポーツ』が人気を集める。
また、新型を投入した『カローラ』も好調。2014年は、8万3300台を売り上げ、前年比は22%の大幅増。全体のほぼ70%を、イスラエル、ロシア、トルコで販売する。
SUVでは、『RAV4』が好調。2014年は、10万1100台を販売。2007年以来、初めて10万台を突破した。前年比は6.1%増と、堅調な伸びを示す。
またトヨタは2014年半ば、新型『アイゴ』を欧州で発売。この入門コンパクトカーが2014年6‐12月、前年同期比8.6%増と販売を伸ばしている。