フェラーリのパーソナライゼーションをじっくりと味わえる場所…コーンズ青山

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コーンズ青山
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東京青山にオープンした“コーンズ青山”は、国内初のフェラーリパーソナリゼーション専用スペースがあるショールームである。

フェラーリ・ジャパン代表取締役社長のリノ・デパオリ氏は、「ユーザーに充実したオプションのプログラムをきちんと提供できる環境ができた。パーソナライゼーションに対して、ユーザーからのニーズが多いことから、このショールームが実現した」と語る。

そして、「パーソナライゼーションは、そのお客様だけの特徴的な1台がいかにきちんとできるかが重要だ。コーンズ青山では、パーソナライゼーションに使われる革やシートが参考に展示してあるので、それに実際に触ったりシートに座り、その良さを実感してもらいながら、より希望に沿ったオプション選択ができるだろう」と話す。

更に、「1階の車両展示スペースにはテーラーメイドや特別なオプションを採用したクルマを展示する予定だ。お客様は、“あ、こんなこともできるのか”と、実車を見てもらいながら体験してもらえるので、非常にいい機会が提供できると思っている」とコメント。

フェラーリのパーソナライゼーションプログラムには、「カロッツェリアスカリエッティという標準のオプションから、スペシャルイクイップメントという、特別なカラーやステッチなどのリクエストに応えられるもの。そして、テーラーメイドがある。テーラーメイドのアトリエは、イタリア本社とニューヨーク、上海にあり、お客様のフェラーリを望むとおりにオーダーメイドで仕上げるものだ。最後はお客様自身でクルマ自体のデザインもしてもらえるワンオフのプログラムがある」とデ・パリオ氏。

「お客様が選べるオプションは必ずこのどこかに含まれているので、ほとんどの方がパーソナライゼーションのプログラムを利用している。そういった方のために、この拠点を設立し、実際に触って、見てもらえる空間を作ったのだ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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