アプトポッドは、高速ストリームデータの遠隔解析とリアルタイムのデータ活用を実現するクラウドベースのファストデータフレームワーク「Visual M2M」を正式リリース。1月14日から16日に東京ビックサイトで開催される「オートモーティブワールド2015」でソリューションデモ展示を行う。
Visual M2Mは、センサー信号を高速処理する「Terminal Systems」、サーバーサイドでのリアルタイム処理を行うインバウンド処理モジュール「Fast Data Processing」、様々な計算処理を行う「Real-time Analytics」、ブラウザベースのビジュアルインターフェイス「Data Visualizer」の4つのソフトウェアで構成。クラウドを活用して自動車やウェアラブル端末など、様々なセンサーネットワークの1000分の1クラスのタイムストリームデータを高速に収集・解析・可視化するシステムをワンストップで提供する。
データストリーム、グラフ解析、CSVファイル ダウンロードなど様々な視点での高度なビジュアル化とデータ解析が可能で、閲覧は、HTML5対応ブラウザがあれば端末は不問。多拠点のユーザーから同時アクセスすることができ、産業計測シーンにおけるデータサンプリングの手間を軽減する。
Visual M2Mは利用ユーザーの業種や利用形態に応じて最適化したソリューションとして提供。自動車産業向けのVisual M2M Automotive Professionalでは、すでに自動車産業の研究開発シーンでのデータ収集・解析基盤に利用されている。