韓国ヒュンダイ、トヨタ追撃へ「エコカー市場で世界第2位を目指す」

自動車 ビジネス 企業動向
ヒュンダイ ソナタ ハイブリッド
  • ヒュンダイ ソナタ ハイブリッド
  • ヒュンダイの燃料電池車 ツーソン・フューエルセル
  • ヒュンダイi10ブルーオン(フランクフルトモーターショー11)

韓国の自動車最大手、ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)。同社が、環境対応車の販売台数において、トヨタ自動車に次ぐ世界第2位を目指すことを宣言した。

これは2014年12月16日、ヒュンダイが明らかにしたもの。同社は、「2020年までに、エコカー市場において、世界第2位になることを目指す」と発表している。

ハイブリッド車など、環境対応車の市場では、トヨタ自動車が強い。とくにハイブリッド車に関しては、1997年12月に初代『プリウス』(厳密には、1997年8月に日本で発売した『コースターハイブリッドEV』が最初)を発売して以来、2014年9月末までの世界累計販売台数が705万台に到達。他社の追随を許していない。

今回、ヒュンダイは、傘下のキアモーターズ(起亜自動車。キア)と合わせたヒュンダイグループとして、「2020年までに、エコカー市場において、世界第2位になる」と宣言。そのための手段として発表されたのが、2020年までに、エコカーのラインナップを、全てのセグメントへ拡大すること。

ヒュンダイの主力ハイブリッド車が、『ソナタ』。2015年1月12日、米国で開幕するデトロイトモーターショー15では、新型『ソナタ ハイブリッド』をワールドプレミアする予定。さらに、ヒュンダイ初の市販プラグインハイブリッド車(PHV)も、新型ソナタ ハイブリッドに設定する計画としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集