【ダカール15】日野、2号車がラジエタートラブルもリカバー…第2ステージ

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2号車菅原照仁/杉浦博之組
  • 2号車菅原照仁/杉浦博之組
  • 1号車菅原義正/若林葉子/羽村勝美組
  • トラブルの対応を検討するスタッフ
  • 日野レンジャーの到着を待つ日野チームのビバーク

1月5日に行われたダカール・ラリー 第2ステージは、アルゼンチンのヴィラ・カルロス・パスからサン・フアン、途中331kmのスペシャルステージ(SS)が設定された。

序盤は2000m級の山越えでその後は比較的フラットだが、後半に入るとフェシュフェシュも登場。4日のSSが農道を行く比較的難易度の低いルートだったのに対し、南米のダカールラリーらしい難しさが少しずつ現れて本格的な競技のスタートを感じさせた。

2台の日野レンジャーは引き続き落ち着いてこのSSをアタック。しかし2号車は途中でラジエターが飛石で破損したためペースダウン。後から追いついてきた1号車の積んでいた予備の水も含めて冷却水を補給しながら総合43位・排気量10リットル未満クラス3位の成績で走り切った。また2号車をフォローした1号車も総合42位・クラス2位でゴールした。

この結果、累積順位は1号車が総合37位・クラス2位、2号車が総合38位・クラス3位となった。クラス1位のP・マルコ組(メルセデス・ベンツ・ウニモグ)は総合31位で1号車とのタイム差は30分46秒。まだまだ挽回は可能な範囲である。

SS終了後に破損箇所の応急措置をした2号車は1号車とともに289kmの移動区間でサン・フアンのビバークへ。午後10時過ぎに到着し、待機していたメカニックによる修理・点検を受けた。

6日は前半戦のアルゼンチン最終ステージがサン・フアン~チレシト間で行われる。

《纐纈敏也@DAYS》

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