米国の大手自動車部品メーカー、ボルグワーナーは12月18日、ジヤトコにCVT用の部品を供給すると発表した。
ボルグワーナーは、自動車用ターボチャージャー製造の大手として知られる存在。また、排出ガスをクリーンにする技術でも世界をリードしている。
また、ジャトコは静岡県に本拠を置く日産自動車系列の自動車部品メーカー。CVT(無段変速機)の分野では、世界トップシェアを誇る。
ボルグワーナーがジヤトコに供給するCVT用の部品は、オイルポンプチェーン。ジヤトコはボルグワーナー製のオイルポンプチェーンを、「CVT 7」と呼ばれるCVTに使用する。
CVT 7は、排気量660ccの軽自動車から、1.8リットルクラスのコンパクトカーまで、広く搭載。日産以外では、スズキ、三菱自動車が、このCVT 7を採用している。