韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は12月16日、新型『ソナタ ハイブリッド』を韓国で発表した。2015年1月、米国で開催されるデトロイトモーターショー15でワールドプレミアされる。
同車は、米国市場でトヨタ『カムリ』、ホンダ『アコード』、日産『アルティマ』などと競合するヒュンダイの中型セダン、『ソナタ』のハイブリッド版。2010年4月のニューヨークモーターショー10のデビューから4年半を経て、新型ソナタがベースのハイブリッドが登場する。
新型のハイライトは、ハイブリッドシステムの進化。「ヒュンダイ・ブルードライブ」と呼ばれるハイブリッドは、直列4気筒ガソリンエンジンを、先代の2.0リットル「MPI」から、直噴の2.0リットル「GDI」に変更。先代比で、最大出力はプラス4%の156ps、最大トルクはプラス5.5%の19.3kgmを引き出す。
モーターは、最大出力52psと、先代比で8.6%パワーアップ。最大トルクは20.9kgmを発生する。このモーターは、6速ATと一体設計されている。二次電池は引き続き、リチウムポリマーバッテリー。蓄電容量は先代比で13.3%アップの1.62kWhとした。
進化したハイブリッドシステムを得た新型は、韓国仕様で18.2km/リットルの燃費を実現。先代比で8.3%引き上げた。ヒュンダイは、「クラスをリードする燃費性能」とコメントしている。