スズキ鈴木会長、軽自動車税の軽減は「ごく普通のこと」

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  • スズキ 新型アルト 発表会に出席した鈴木修会長兼社長(左)

スズキの鈴木修会長兼社長は12月22日に都内で記者会見し、与党が2015年度の税制改正で検討している軽自動車税の環境性能による軽減措置について「ごく普通のこと」との見解を示した。

この軽減措置は、国が定める燃費基準の達成度によって購入翌年度の軽自動車税を、50~75%減額する方向で検討が進められている。軽自動車税は15年度の購入から年1万800円と、現行より1.5倍に増税されることが決まっており、それに伴う「環境性能軽課」として導入の見込みとなった。

こうした検討について、鈴木会長は「(燃費の高性能のように)いいとこは誉めてあげるよ、というのが税制。ごく普通のことが普通に行われると理解している」と、述べた。軽自動車税の増税については「弱い者いじめ」などと強く反発してきただけに、軽減措置は当然との受け止めを示した。

《池原照雄》

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