JR東海の武豊線、来年3月1日に電化開業

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電化工事により架線が敷設された武豊線を走る気動車。来年3月1日から電車による運転に切り替わる。
  • 電化工事により架線が敷設された武豊線を走る気動車。来年3月1日から電車による運転に切り替わる。
JR東海は12月10日、武豊線の電化開業日を2015年3月1日に決めたと発表した。当日は7時頃から出発式を行う。

武豊線は大府(愛知県大府市)~武豊(武豊町)間の19.3kmを結ぶJR東海の鉄道路線。1886年3月1日、現在の東海道本線を含む武豊~大府~熱田間が愛知県内初の鉄道として開業した。

本来は中山道ルートでの建設が計画されていた東京~京都間の鉄道の建設資材を、武豊港から中山道鉄道の建設地まで輸送することを目的としていたが、後に東京~京都間の鉄道ルートが東海道に変更されたため、大府以北の区間は現在の東海道本線に編入。大府以南は東海道本線の支線となり、1909年に現在の線名に改称されている。

武豊線は長らく単線非電化のままだったが、同線を電化することで車両の共通化が図られ、柔軟なダイヤ設定や弾力的な車両の増結など効率面での利点があることから、JR東海は2010年3月から電化工事に着手した。これに伴い313系電車が導入され、キハ75形などの気動車は高山本線などに転出する。

出発式は3月1日7時頃、大府駅の武豊線ホームで行う予定。沿線自治体やJR東海の関係者らが出席し、テープカットや出発合図などを行う。
《草町義和》

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