米国の自動車最大手、GMは12月3日、中国における11月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は31万0094台。前年同月比は5.3%増と、引き続き前年実績を上回った。
GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GMウーリン(上海通用五菱汽車)の2社がある。11月実績は、上海GMが前年同月比5.4%増の14万9747台。SAIC‐GMウーリンは、6.7%増の15万6065台と、両社ともに好調。
ブランド別では、ビュイックブランドが、7万8923台を販売。前年同月比は3.7%増と、引き続き前年実績を上回る。主力セダンの『エクセル』が、2万2325台と牽引。『エクセルXT』と『エクセルGT』も、合計で1万9425台を売り上げる。
シボレーブランドは、前年同月比7.3%増の6万4006台と、9か月連続で増加。コンパクトカーの『セイル』シリーズが、20.7%増の2万2831台と牽引。小型セダンの『クルーズ』が、2万0486台で続いた。中型セダンの『マリブ』は、8.9%増の1万0082台。
キャデラックブランドは、6818台を販売。前年同月比は8.6%増と、引き続き伸びた。新型セダンの『XTS』が、2777台を販売。『SRX』は、2013台を売り上げた。
2014年1-11月のGMの中国新車販売は、前年同期比10.1%増の318万2595台。2013年の316万0377台を上回り、中国での年間販売の新記録が確定している。