アウディジャパンは11月19日、アウディ『A4 2.0 TFSI』などのフロントエアバッグに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『A4 2.0 TFSI』『A4 アバント 2.0 TFSI』『A4 2.0 TFSI クワトロ』『A4 アバント 2.0 TFSI クワトロ』『A4 オールロード』『RS4 アバント』『S4』『S4 アバント』の8車種で、2012年2月3日~2014年10月21日に輸入された1万4255台。
エアバッグ制御コンピュータのプログラムが不適切なため、特定の衝突形態において、運転者席及び助手席エアバッグの展開信号を出さないことがある。そのため、衝突時に運転者席及び助手席エアバッグが展開せず、乗員保護性能が損なわれるおそれがある。
改善措置として、全車両、エアバッグ制御コンピュータのプログラムを対策されたものに更新する。
不具合および事故は発生していない。本国からの情報により発見した。