【SUPER GT 最終戦】予選、ポールはニスモGT-R…GT500タイトルの逆転戴冠狙う

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GT500のポールポジションを獲得した#23 GT-R。
  • GT500のポールポジションを獲得した#23 GT-R。
  • GT500のポールはクインタレッリ&松田。
  • #46 GT-RがGT500クラス予選2位に。
  • GT500のポイントリーダー、#36 RC Fは予選4位(写真は前日のテスト走行)。
  • GT500予選3位の#18 NSX。
  • GT500予選5位の#12 GT-R(写真は前日のテスト走行)。
  • GT500予選6位の#32 NSX(写真は前日のテスト走行)。
  • GT500のポイント2位につける#37 RC Fだが、予選は13位という結果に。
SUPER GT最終戦の公式予選が15日、栃木県・ツインリンクもてぎ(ロードコース)にて実施され、GT500クラスは逆転ドライバーズチャンピオン獲得を目指すニスモ・チームのGT-R、松田次生&ロニー・クインタレッリ組がポールポジションをゲットした。

テスト走行が行なわれた前日同様、時季的なことを考えれば日中は暖かめで、ドライコンディションに恵まれた最終決戦の予選日。予選開始直前の気温は14度ながら、陽があるために路温は20度を超えてきていた。決勝250kmレースのスターティンググリッドを決める2段階ノックアウト予選は13時30分にスタート。

GT500クラスの場合、各陣営が用意してきたタイヤをはじめとする各種コンポーネントとコンディションとの和合性の良し悪しによって、マシンやタイヤ別のグループがタイムシート上に形成されることが時折あるものだが、今回は前日のテストからこの日朝の公式練習にかけて、マシンでは日産GT-R勢が、タイヤではミシュラン(MI)勢が良さそうな雰囲気を醸し出していた。そして予選でも、その流れは続いていくこととなる。

GT500のフロントローは最終的に2台のMI装着GT-Rが独占した。ポールは#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生&クインタレッリ)で、2位が#46 S Road MOLA GT-R(本山哲&柳田真孝)。3位には#18 ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT(山本尚貴&伊沢拓也)がつけ、MI勢が1-2-3を占めた。

「持ち込んだタイヤが良く、GT-Rもコースに合っている。朝から順調でしたし、ポールを狙える雰囲気がありましたね」と言う松田がQ1突破を決め、バトンを受けたクインタレッリがQ2で「いいタイムを出せて嬉しい」という好アタックを披露して、#23 GT-Rがポールを獲得した。クインタレッリが「昨日のテストからクルマもタイヤも調子が良く、優勝も見えてきている」と自信を示せば、松田も「チェッカーまでこの流れを持続したい」と話すなど、#23 GT-Rは仕上がり絶好のようだ。

ポイントリーダーのジェームス・ロシターが乗り組む#36 PETRONAS TOM’S RC F(中嶋一貴&ロシター/ブリヂストン=BS)は予選4位。現状、5つの陣営にGT500ドライバーズチャンピオン獲得の可能性が残されているが、ポールの#23 松田&クインタレッリが優勝した場合でも、#36 が2位に入ればロシターがドライバーズチャンピオンとなる(一貴はWEC出場によるSUPER GT欠場があるためロシターよりポイントが少なく、個人としては王者になれない)。

予選5位はタイトル候補の一角である#12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信&J-P.デ.オリベイラ/BS)。僚機#36とともに自力チャンピオン獲得の可能性をもつ#37 KeePer TOM’S RC F(伊藤大輔&A.カルダレッリ/BS)は予選13位。GT500ドライバーズチャンピオン獲得の可能性がある5陣営の現在得点と予選順位は下記のようになっている。

67点 #36 レクサス RC F(ロシター&一貴※/BS) 予選4位
64点 #37 レクサス RC F(伊藤&カルダレッリ/BS) 予選13位
61点 #23 日産GT-R(松田&クインタレッリ/MI) 予選1位
60点 #12 日産GT-R(安田&オリベイラ/BS) 予選5位
53点 #18 ホンダ NSX(山本&伊沢※/MI) 予選3位
※#36の一貴(理由は上述)と#18の伊沢(今季初出場)は実質的な個人タイトル獲得権なし。なお、今回の決勝得点は1~10位に20-15-11-8-6-5-4-3-2-1点。

GT300クラスのポールポジションを獲得したのはメルセデスの#11 GAINER DIXCEL SLS(平中克幸&B.ビルドハイム/ダンロップ)。彼らも#23同様に逆転ドライバーズチャンピオン獲得を目指す立場だが、仕上がりも同じく絶好のようで、「勝ちしか狙っていない」(平中)、「勝つ自信はある」(ビルドハイム)と、ドライバーもこれまた手応え充分だ。

GT300の予選2位は#31 OGT Panasonic PRIUS(新田守男&嵯峨宏紀/ヨコハマ=YH)。そして予選3位には、決勝3位以内なら自力でドライバーズチャンピオンを獲得できる#4 グッドスマイル 初音ミク Z4(谷口信輝&片岡龍也/YH)が入った。一方、#11 メルセデス同様に9点差で#4を追う#7 Studie BMW Z4(J.ミューラー&荒聖治/YH)は予選14位。

GT300の予選4位は#65 LEON SLS(黒澤治樹&蒲生尚弥/YH)で、5~6位にはホンダCR-Z勢がつけている。5位が#0 MUGEN CR-Z GT(中山友貴&野尻智紀/BS)で、6位が#55 ARTA CR-Z GT(高木真一&小林崇志/BS)。

SUPER GT最終戦もてぎの決勝レース(53周/約250km)は、明日(16日)の13時開始予定。GT500、GT300とも、この一戦でシリーズタイトルの行方が決まることになる。
《遠藤俊幸》

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