南海・泉北の連絡運賃、来年3月値下げ…難波~泉ヶ丘間は460円

鉄道 企業動向
南海電気鉄道と泉北高速鉄道は11月6日、両社線間の連絡切符に適用している連絡普通旅客運賃を値下げすると発表した。同時に泉北高速鉄道線内のみ通学定期旅客運賃を値下げする。

泉北線は南海高野線の中百舌鳥駅(堺市北区)から分岐しており、両線を直通する列車が難波(大阪市中央区)~和泉中央(大阪府和泉市)間で運行されている。南海線各駅から泉北線各駅までの連絡普通旅客運賃は、南海線各駅から中百舌鳥駅までの普通旅客運賃額と、中百舌鳥駅から泉北線各駅までの普通旅客運賃額を合算し、ここから乗継割引額(大人20円・子供10円)を引いた金額で設定されている。

運賃の値下げは2015年3月中に実施する予定。連絡普通旅客運賃の乗継割引額を大人100円・子供50円に変更し、実質的には大人80円・子供40円の値下げになる。大人の場合、難波~泉ヶ丘(堺市南区)間21.2kmは460円(現行540円)に。南海線内の普通旅客運賃と比較した場合、難波~大阪狭山市間21.1km(現行440円)との差額が現在の100円から20円に縮小される。

値下げする連絡普通旅客運賃は、連絡乗車券のほか全国相互利用サービスに対応した交通系ICカードにも適用されるが、連絡定期券と連絡団体券には適用されない。また、連絡回数券は廃止され、南海単独か泉北単独の回数券のみの発売になる。

泉北線内の通学定期旅客運賃は、割引率を現在の約60%から約70%に引き上げ、実質約25%の値下げに。大人1カ月の場合、中百舌鳥~和泉中央間は現在より1970円安い5940円、中百舌鳥~泉ヶ丘間は1360円安い4080円になる。
《草町義和》

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