マツダの米国法人、北米マツダは11月3日、10月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1万8798台。前年同月比は4.8%減と、8か月ぶりに前年実績を下回った。
乗用車系では、主力車種の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が、7246台止まり。前年同月比は5.6%減と、3か月連続で前年実績を下回った。『マツダ2』(日本名:『デミオ』)も、37.9%減の457台。2か月連続で前年実績を割り込む。
2013年1月に新型が発売された『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)は、2011年以降としては、10月の新記録となる3149台を販売。前年同月比は1.6%増と、7か月連続で増加した。『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は、426台。前年同月比は36%減と、3か月連続で減少する。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、新型SUVの『CX-5』が、10月の新記録の5991台を販売。前年同月比は2.7%増と、9か月連続で前年実績を上回った。しかし、2013年に大幅改良を受けた『CX-9』は1241台にとどまり、前年同月比は8.2%減とマイナスが続く。
スポーツカーでは、モデル末期の『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が288台を販売。前年同月比は23.6%減と、2か月ぶりに減少。
マツダの2014年1-10月米国新車販売は、前年同期比8.1%増の25万9751台。北米マツダのロン・ステトナー営業担当副社長は、「ロサンゼルスモーターショーで『CX-3』を発表する。全く新しいセグメントにおいて、マツダにとっては、強固な足掛かりになるだろう」と述べている。