BMW M4 と レクサス RC F 、徹底比較[動画]

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BMW M4クーペと レクサスRC Fを徹底比較した米『モータートレンド』
  • BMW M4クーペと レクサスRC Fを徹底比較した米『モータートレンド』

BMW『M4クーペ』と、レクサス『RC F』。両車を徹底比較した映像を10月29日、米国の有力自動車メディア、『モータートレンド』が公式サイトを通じて配信している。

M4クーペは直列6気筒エンジンを搭載。先代のV8から直6にダウンサイズしたM4クーペだが、2個のターボチャージャーで過給することでパワーを補い、最大出力431ps/5500-7300rpm、最大トルク56.1kgm/1850-5500rpmを獲得。このスペックは、M3クーペの4.0リットルV8(最大出力420ps、最大トルク40.8kgm)に対して、11ps、15.3kgmも力強い。

トランスミッションは6速MTと7速デュアルクラッチの「DCT」。0-100km/h加速は、7速DCTが4.1秒、6速MTが4.3秒。最高速は250km/h(リミッター作動)の実力。「Mドライバーズパッケージ」ではリミッターが解除され、最高速は280km/hに到達する。

一方、レクサスRC Fは、『IS F』用の2UR-GSE型直噴5.0リットル V型8気筒ガソリンをベースに新開発したユニットを搭載。チタンバルブ、鍛造コンロッドのほか、シリンダーヘッドなどの新設計部品を採用。また、排気系も改良し、出力を大幅に向上させた。定常走行域ではアトキンソンサイクル化により、燃費や環境性能も引き上げている。

5.0リットルV8は、最大出力477ps/7100rpm、最大トルク54kgm/4800-5600rpmを発生。IS F(最大出力430ps、最大トルク51.5kgm)に対して、40ps以上、2.5kgmの性能アップを果たす。トランスミッションはパドルシフト付きの8速「SPDS」(スポーツ・ダイレクト・シフト)。欧州仕様の場合、0-100km/h加速4.5秒、最高速270km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。

『モータートレンド』の人気企画、『ヘッド・トゥ・ヘッド』による2台の20分近い比較映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。

《森脇稔》

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