ヤマト運輸は、10月26、27日の2日間、鈴鹿サーキット交通教育センターで、安全意識と運転技術の向上を目指し、労使共催による「第4回ヤマト運輸全国安全大会」を開催した。
今回は、電動アシスト自転車部門を新設。グループ会社であるヤマトグローバルエキスプレスが初参加し、規模を拡大した。
大会には、代表セールスドライバー45人が参加し、2トンMPバン部門、2トンウォークスルー部門、軽自動車部門、電動アシスト自転車の4部門に分かれて、学科試験、日常点検、運転実技で競った。総合優勝は中国支社。
全国安全大会は、プロドライバーとしての安全運転のレベルアップと、全社の安全意識や運転技術の向上を目的に開催している。
一方、ヤマト運輸では、安全対策の専門職である安全指導長の制服をリニューアルした。安全指導長は、全国の主管支店に約280人が在籍、ヤマト運輸の安全対策の専門職としてセールスドライバーの入社時安全教育、添乗指導などを通して交通事故・労災事故防止に取り組んでいる。
安全指導長の制服は1977年に導入して以来、今回初めてのリニューアル。デザイン性や動きやすさなどの機能面を重視して開発した。