新型 ロードスター が東北で初公開「まずファンに見せたい」…マツダ開発者が全国を行脚中

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「ロードスター東北ミーティング2014」
  • 「ロードスター東北ミーティング2014」
  • NDロードスターの開発のリーダーである山本修弘氏
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2014年10月19日、山形県との県境にも近い山中にあるセントメリースキー場・笹谷オートキャンプ場にて、「ロードスター東北ミーティング2014」が開催された。東北エリアで初めて新型『ロードスター』が公開され、駆けつけたファン達は目を輝かせた。

2010年のスタートから数えて5回目の開催となる「ロードスター東北ミーティング2014」は、東北在住のマツダロードスターのオーナー有志が開催するファンミーティングだ。例年は東北エリア在住のロードスターオーナーを中心に60~70台が集うというもの。ところが、今年は例年の倍となる140台ほどが駆けつける大盛況の1日となったのだ。


◆全国のファンイベントに新型の試作車を持って巡る

その人気の理由は、新型となるND型ロードスターの展示車と共にマツダの開発陣9名が広島から参加したからだ。もちろん、東北エリアで新型ロードスターの現物が披露されるのは初めて。そもそも発売前であり、まだ試作車レベル(世界にまだ4台しか存在しない)であるクルマを、ファンが企画・開催するイベントに自動車メーカーが持ち込むこと自体が前代未聞である。

「新車の導入にあたって、このクルマならではのやり方として、誰に見せるか? 誰にお伝えしたいか? となったとき、もちろんメディアもジャーナリストも大事なんですけれど、やっぱりお客さんでしょ! というのが一番にあるので。それで、ワールド・プレミアを舞浜(9月4日開催)と同じ格好で世界中で行いました」

「やはり、このクルマは見てもらいたいんです。日本にこれだけファンイベントが行われている。この機会を使って、お客さんに見せない手はないよね、というのが正直な気持ちです。とにかく太陽の下で見てもらいたいんですよ」と、新型ロードスターの開発のリーダーである山本修弘氏は、参加の理由を語る。

9月4日に舞浜で新型ロードスターの姿を世界中に披露したマツダは、続いて茨城の「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」(9月6日)を皮切りに、広島の「LONG LIVE THE ROADSTER FAN」(9月7日、土砂災害発生のため中止)、北海道の「ふらのミーティング2014」(9月13~14日)、岐阜の「中部ミーティング2014」(9月21日)、横浜の「LONG LIVE THE ROADSTER FAN. Yokohama」(9月28日)、大分の「ロードスタージャンボリー2014」(10月12日)、宮城の「東北ミーティング2014」(10月19日)、横浜の「RCOJチャリティフリーマーケット with マツダ 2014秋」(10月26日)、山梨の「ERFC清里ミーティング」(11月2日)、岡山の「マツダファンフェスタ2014」(12月7日)と、全国を巡るツアーを実施している。

「僕たちはクルマを披露したときのお客さんの反応を見ているんですけれど、やっぱりお客様の目が輝いているのを見ると、“うわ~よかったな!”と思うのと同時に感心するのがお客さんのマナーの良いこと。だって、“触ってはダメですよ”“乗せませんよ”というのをみなさん守ってくれる。きちんと、このクルマを大事にしてくれているというのが印象的で、ありがたないな! と思うんですよ。感謝していますよ」と山本氏。

実際に、ほんの数台しかない試作車に傷がつくようでは、お披露目ツアーの続行は難しい。そういう意味では、山本氏は「ロードスター・ファンを信頼しています。そうでなければ、できませんよ」と言う。

新型ロードスターは現在のところ開発の最終段階に入っている。その渦中にツアーに足を運ぶ苦労も、「お客様がみんな一斉に笑顔を見せてくれるので良かった。それが本当に励みになるんですよ」と山本氏は気にしないようであった。


◆紅葉に囲まれながらノンビリとしたムードで語り合う

「ロードスター東北ミーティング2014」の会場となったのは、紅葉も進む宮城と山形の県境の山中にある笹谷オートキャンプ場だ。芝生のキャンプサイトに並んだ色とりどりのロードスターを見ると、宮城や福島、岩手、山形といった東北のナンバーだけでなく、関東エリアからの参加者もちらほら。そして、会場の真ん中には赤いヴェールをかけられた新型ロードスターが鎮座する。会場を囲む山々の木々は紅葉も始まっていたが、陽射しはまだ暖かい。絶好のイベント日和だ。

イベントは10時にスタート。まずは広島から参加したマツダの開発陣9名の紹介が行われる。開発のリーダーである山本氏だけでなく、パワートレインなどの実務を担当するスタッフも参加していた。その後は、参加者全員で、10からのカウントダウンをしての待望のアンヴェールだ。すでにメディアで、そのデザインを知っていながらも、現車をその目で見た! ということで参加者からはどよめきが起きる。

その後、イベントは数回のトークショーを行いながらも、基本的に「何もしないのがコンセプト」と主催者が言うように、ムードはノンビリとしたもの。バーベキューを行うグループもいる。また、新型ロードスターを囲みながら、マツダ開発陣に質問を投げかけるファンの姿も見ることができた。そして15時半には、イベントは終了。参加者はスタッフの笑顔に送られて帰途についた。
《鈴木ケンイチ》

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