【タイ】10日、マツダの井上寛執行役員がタイ工業省を訪れ、ジャクラモン・パースクワニット工業相(元工業省次官)と会談した。
タイ工業省によると、マツダはタイ政府が低燃費、低公害の小型車製造事業に優遇税制を適用する第2期「エコカー」プログラムに参加するなど、タイでの事業拡張に120億バーツを投じる予定だという。
マツダは米フォード・モーターとのタイの合弁会社オートアライアンス(タイランド)(AAT)を通じ、今年7月、タイ投資委員会(BOI)から、第2期エコカー事業への投資恩典付与の承認を受けた。年産能力15万8000台、投資額97・3億バーツで、約2300人を雇用する予定。