マクラーレン 初のアジア専用車、625C … 香港の夜を駆ける[動画]

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マクラーレン 625C
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英国のスーパーカーメーカー、マクラーレンオートモーティブが、9月下旬に発表したマクラーレン『625C』。同車の公式映像が、ネット上で配信されている。

マクラーレン625Cは、マクラーレン『650S』をベースに開発された同社初のアジア専用車。マクラーレン650Sは2014年春、ジュネーブモーターショー14で発表。650Sは、『MP4‐12C』の事実上の後継車。車名の「650」とは、エンジンパワーに由来。MP4‐12Cの「M838T」型3.8リットルV型8気筒ツインターボエンジンは、最大出力を650ps/7250rpmへパワーアップ。MP4‐12Cの625psに対して、25ps上乗せされた。また、最大トルクは69.1kgm/6000rpmを引き出す。

トランスミッションは7速デュアルクラッチ「SSG」。マクラーレン650Sは、0-100km/h加速3.0秒、0-400m加速10.5秒、最高速333km/hと、世界屈指のパフォーマンスを実現する。

アジア専用車として発表されたマクラーレン625Cは、マクラーレン650Sの3.8リットルV型8気筒ツインターボエンジンを、デチューンして搭載。625Cの最大出力は、625ps/7250rpm。また、最大トルクは62.2kgm/3000-7000rpm。650Sに対して、25ps、6.9kgm低められた。それでも、0-100km/h加速は3.1秒と、650Sの0.1秒落ち。333km/hの最高速は変わっていない。

この他、足回りのセッティングを650Sから変更。625Cはまず、香港で発売し、その後、アジア太平洋地域の一部市場に、販売エリアを拡大する。価格は650Sに対して、抑えられる。

9月末、マクラーレン香港は、625Cの発売に合わせて、同車の映像を、公式サイトを通じて配信。夜の香港をクーペとスパイダーの2台が駆け抜けている。

《森脇稔》

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