【パリモーターショー14】フォード S-MAX 新型、初公開…小型MPVの新基準

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新型 フォード S-MAX(パリモーターショー14)
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米国の自動車最大手、フォードモーターは10月2日、フランスで開幕したパリモーターショー14において、新型フォード『S-MAX』を初公開した。

初代フォードS-MAXは2006年3月、ジュネーブモーターショー06で発表。スポーティなハンドリングや、2/3列目シートを簡単に床下に格納できる「ホールドフラットシステム」などが評価され、2007年の欧州カーオブザイヤーに輝いた。

フォードモーターは2013年秋、フランクフルトモーターショー13にフォード『S-MAXコンセプト』を出品。同車はフォードの欧州主力ミニバン、S-MAXの次期型を提案したコンセプトカー。その市販版が、今回発表された新型S-MAX。

新型S-MAXは、フォードモーターの最新デザイン言語を反映させた外観が特徴。3列シートの室内は、4名乗りから7名乗りまで、多彩なシートアレンジが可能。最大32通りのシートアレンジを実現する。最新の「SYNC」で、車載コネクティビティも追求された。

エンジンは、ガソリンが1.5リットル直列4気筒ターボ「エコブースト」。ディーゼルは2.0リットル直列4気筒ターボ「TDCi」で、CO2排出量を低減。また、欧州フォード車初のアダプティブステアリングを採用。フォードモーターによると、クラスをリードする運動性能を実現しているという。

10月2日に開幕したパリモーターショー14のプレスカンファレンスには、フォードモーターのステファン・オデル上級副社長が登壇。「新型S-MAXが、スタイリッシュなファミリー向け車両の新基準を打ち立てる」とコメントしている。

《森脇稔》

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