クライスラーのラム、主力トラックの「エコディーゼル」生産比率を引き上げ…20%に

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米国の自動車大手、クライスラーグループのラム・ブランドは9月30日、ラム『1500』の「エコディーゼル」の生産比率を、20%に引き上げると発表した。

ラム1500は、クライスラーグループの主力フルサイズピックアップトラック。米国では、GMのシボレー『シルバラード』、フォードモーターのフォード『Fシリーズ』、トヨタの『タンドラ』などと競合する。

ラム1500のエコディーゼルは、3.0リットルV型6気筒ターボディーゼル。最大出力240hp、最大トルク58kgmを引き出す。米国EPA(環境保護局)燃費は28マイル/ガロン(約11.9km/リットル)。クライスラーグループは、「米国で燃費の最も良いピックアップトラック」と自信を示す。

今回、ラム1500のエコディーゼルの生産台数を増やすと発表。これは、エコディーゼルに対する需要が伸びていることを受けての対応。生産比率を、20%に引き上げる。これは、当初予測の2倍の割合。

ラム・ブランドのボブ・ヘグブルーム社長兼CEOは、「ラム1500のエコディーゼルは、自動車業界のゲームチェンジャー」とコメントしている。

《森脇稔》

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