ホンダの米国法人、アメリカンホンダは9月30日、『CR-V』の2015年モデルの詳細を発表した。
現行CR-Vは4世代目モデル。2011年11月、ロサンゼルスモーターショー14で初公開された。現行型のデビューから約3年を経て登場した2015年モデルは、現行型としては初の大幅改良を受けている。
2015年モデルのハイライトは、パワートレインの進化。「アース・ドリームス・テクノロジー」を応用した新開発の直噴「i-VTEC」エンジンと新開発のCVTの組み合わせにより、燃費性能を引き上げる。
新開発の直噴2.4リットル直列4気筒ガソリン「i-VTEC」エンジンは、最大出力こそ従来と同じ185hp。しかし、最大トルクは25kgmと、従来比で11%高められた。
足回りも熟成。サスペンションのチューニングが見直され、前後のトレッドも約13mmワイド化。ブレーキ性能も強化された。アメリカンホンダによると、ダンパーの新チューニングが、洗練されたドライブフィールを生み出すという。
2015年モデルの外観は、ヘッドライトやグリル、バンパーが新デザインとなり、表情を一新。アルミホイールや、ウインカー付きのドアミラーも新しい。室内は、センターコンソールのアームレスト、スライド式サンバイザー、リアコンソールのベンチレーションダクトなど、装備が充実。静粛性も引き上げられている。