新幹線開業50周年記念硬貨、百円玉5種類のデザイン決まる

鉄道 行政
今回発表された「新幹線鉄道開業50周年記念貨幣」の百円貨幣5種類。5路線の車両が表面にデザインされ、裏面は0系が共通で描かれる。
  • 今回発表された「新幹線鉄道開業50周年記念貨幣」の百円貨幣5種類。5路線の車両が表面にデザインされ、裏面は0系が共通で描かれる。
  • 今回発表された百円貨幣とは別に千円貨幣(販売価格は8300円)も製作される。

財務省は9月30日、「新幹線鉄道開業50周年記念貨幣」のうち百円貨幣5種類のデザインが決まったと発表した。

今回発表されたのは、東海道新幹線N700A、山陽新幹線500系、東北新幹線E5系、上越新幹線E4系、北陸新幹線E7系・W7系の各前頭部をデザインした5種類。それぞれアルファベット併記で「東海道」「山陽」「東北」「上越」「北陸」の文字が入る。裏面は0系新幹線の図柄が共通で使用され、「新幹線鉄道開業50年」の文字が入る。

百円貨幣の直径は22.6mmで、重さは4.8g。素材は白銅および銅で、微細線集合や斜めギザといった特徴が入れられる。発行枚数や東海道・山陽・東北・上越・北陸以外の各新幹線などは今後、政令で定められ、引換予定時期なども財務省が後日発表する予定だ。

「新幹線鉄道開業50周年記念貨幣」は、東海道新幹線の開業50周年を記念して発行されるもので、百円貨幣のほかに千円貨幣も発行される。千円貨幣の額面は1000円だが、販売価格は8300円。造幣局からの通信販売となり、10月頃から申し込みを受け付け、12月頃から発送する予定だ。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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