【BMW 4シリーズ グランクーペ 発売】3シリーズと合わせて99バリエーションの強み

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プレミアムミドルセグメントに属するBMW『3シリーズ』と『4シリーズ』を合計すると、25モデルに上り、グレードまで含めると99バリエーションになるという。

これほど多いと、販売面で悪影響は出ないのだろうか。ビー・エム・ダブリュー広報室 製品広報の星川聡さんは、「そうはならないように、特にディーラー向けトレーニングを重要視している」とする。

つまり、「潜在的なユーザーニーズをどう汲み取り、どのモデルを提案するかがキーとなるのだ」と話す。例えば、『3シリーズセダン』が良いと思って来店したユーザーでも、潜在的ニーズをくみ取ることで、場合によっては別モデルを提案していくというのだ。「営業マンに対し、それぞれのポジショニングを明確にすることで、より確実な提案が出来るようになる」という。

その一例として星川さんは、「クーペが欲しいが、1台しか所有できないので、2ドアだと難しい。そうした場合には『4シリーズグランクーペ』を勧める。そこでもし、荷室が狭いとなった場合には、『3シリーズグランツーリスモ』がある。このようにバリエーションが豊富ということは、つまり“切るカード”が多いということだ。これは確実に武器になる」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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