【レクサス NX 発売】ブランド初のターボエンジンを採用、トヨタとして7年ぶり

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レクサスは、新開発の2リットルターボエンジンを搭載した『NX 200t』を7月29日より発売した。同ブランドがターボ車を発売するのは初で、トヨタ自動車としてターボ車を発売するのは7年ぶりとなる。

トヨタの過給エンジンは、1980年に6代目クラウンに搭載された「M-TEU」エンジンから始まり、27年間過給エンジンの量産を続けてきた。ガソリンエンジン用のターボチャージャーは、2007年まで生産された。いっぽうディーゼル用のターボチャージャーは今日まで開発と生産が続いている。そんな中、ガソリン仕様のダウンサイジングターボエンジンが新型クロスオーバーSUV「NX」に設定された。

新開発の2リットルターボエンジン「8AR-FTS」は、86×86mmのボア×ストロークに10:1の圧縮比を設定。フューエルシステムは、直噴とポート噴射を採用し、内製のツインスクロールターボチャージャーユニットを導入。インタークーラーは水冷式だ。最高出力は238ps/4,800-5,600rpmと最大トルク35.7kgm/1,650-4,000rpmを発揮し、JC08モード燃費は12.8km/リットルを達成した。

トヨタのパワートレイン本部の渡邉泉氏は、8AR-FTSエンジンの開発について、「加給ダウンサイジングエンジンにふさわしいパフォーマンスを備える事と、グローバルで生産可能で、幅広いユーザーに届けられる事を目指しました」と語る。

「特に、低速からの力強いトルク、ワイドなトルクバンドと過給のレスポンスを可能とする加速G曲線のデザインに拘りました」(渡邉氏)

さらに、「FF/FR両プラットフォームに搭載可能で、将来の進化に備えた本体骨格構造を実現すると共に、グローバル共通の生産ラインに適用出来るように開発しました」と述べた。

《太宰吉崇》

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