【夏休み】鹿児島市電の廃線めぐりバスツアー実施…8月8日

鉄道 行政
「バスでゆく鹿児島市電廃線めぐり」ツアーの案内。1985年に廃止された上町線や伊敷線の跡をたどる。
  • 「バスでゆく鹿児島市電廃線めぐり」ツアーの案内。1985年に廃止された上町線や伊敷線の跡をたどる。
  • 現在の鹿児島市交通局舎と市電車庫は鹿児島市内の高麗町にあるが、2015年には上荒田町に移転する。

NPO法人「まちづくり地域フォーラム・かごしま探検の会」は、鹿児島市交通局の局舎移転にちなみ、「~ありがとう高麗町交通局~バスでゆく鹿児島市電廃線めぐり」ツアーを8月8日に実施する。

当日は9時30分~13時の間、鹿児島中央駅西口~伊敷ニュータウン・玉里団地・冷水団地~鹿児島港付近~鹿児島市交通局の行程でめぐり、途中、伊敷線と上町線の跡を辿る。交通局に到着後は敷地内を散策し、局舎食堂で昼食が提供される。

定員は30人で参加費用は2000円。申込み締切は8月6日だが、定員になり次第締め切られる。

このほか、局舎移転にちなむイベントとして、8月2~13日(月曜を除く)の9時30分~21時30分(日曜は18時まで)にはサンエールかごしま1階展示スペースで、8月18日~9月15日(火曜日を除く)の9時30分~21時(土休日は18時まで)には鹿児島市立図書館2階郷土資料コーナーで、現局舎施設のジオラマや写真の展示がそれぞれ行われる。

現在、鹿児島市交通局の局舎は市電1系統武之橋~交通局前間西側の高麗町にあるが、老朽化が著しいため、新局舎が市電2系統のたばこ産業前~神田~唐湊間に隣接する日本たばこ産業(JT)の工場跡地(上荒田町)に電車施設とともに建設中。2015年の移転が予定されている。

《草町義和》

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