米国の自動車最大手、GMは7月23日、6件の異なる不具合により、米国市場で合計71万7949台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。
今回のリコールは、GMの一連の大規模リコールを受けて、社内調査で不具合の洗い出しを進めた結果、新たに見つかったもの。
71万7949台のうち、最多の41万4333台を占めるのは、前席の電動調整機能の不具合。シートの高さ調整装置のネジが脱落し、電動調整ができなくなる恐れがある。
リコールの対象になるのは、2011-2012年モデルの『カマロ』、2010-2012年モデルの『エクイノックス』とGMC『テレーン』、2010-2012年モデルのキャデラック『SRX』など。
この他、シートの不具合、方向指示器の不具合、電動パワーステアリングの不具合などにより、米国で合計71万7949台のリコールを行う。