三菱電機、EV・HV用パワー半導体モジュールのラインアップを拡大

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三菱電機・J1シリーズ(表面)
  • 三菱電機・J1シリーズ(表面)
  • 三菱電機・J1シリーズ(裏面)

三菱電機は、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)用モーターのインバーター駆動に用いるパワー半導体モジュール「J1シリーズ」の新製品として、高電圧バッテリー対応品(300A/1200V)と小容量インバーター対応品(300A/650V)のサンプル提供を10月31日に開始する。

新製品は、ハイブリッドバスやハイブリッドトラックなどの高電圧バッテリー対応のインバーター向けに300A/1200V品を、小型電気自動車やマイルドハイブリッド車などの小容量インバーター向けに300A/650V品を用意。製品ラインアップの拡大によりインバーターの多様化に対応する。

また、現行のJ1シリーズと外形形状・端子位置・端子配列を共通化したパッケージを採用。異なる容量のインバーターユニットの設計が簡単となり、開発工数の削減に貢献する。

サンプル価格は高電圧バッテリー対応品が6万5000円、小容量インバーター対応品が5万6000円。

《纐纈敏也@DAYS》

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