米国の自動車大手、フォードモーターは7月17日、中東とアフリカ市場に、積極的に新型車を投入する計画を発表した。
フォードモーターは、今後大きな成長が見込まれる中東とアフリカ市場を重視。とくに、乗用車系の販売増が予想されることから、小型車から中型車、大型車まで、車種ラインナップの強化に乗り出す。
具体的には、2016年までに、少なくとも25の新型車を、中東とアフリカ市場で発売する予定。この中には、フォード『フォーカス』、『フュージョン』、『マスタング』が含まれる。
また、フォードモーターは、中東とアフリカ市場に先進技術も導入する方針。環境エンジンの「エコブースト」をはじめ、車載コネクティビティの「SYNC」、後席用の新開発シートベルト、各種ドライバーアシスト技術の搭載車を展開していく。
フォード中東&アフリカのJim Benintende社長は、「本日、中東&アフリカにおいて、新商品の投入を加速させることを宣言する。これは、ワン・フォード計画の一環」と述べている。