JR東日本と任天堂は7月22日から、任天堂の家庭用ゲーム機「Wii U」でJR東日本のICカード「Suica」を使った電子マネー決済ができるサービスを開始する。
このサービスはWii Uの付属機器「Wii U GamePad」に搭載されている通信機能を利用するもの。Suicaと相互利用できる交通系ICカードのうち、「PASMO」「Kitaca」「TOICA」「manaca」「ICOCA」「SUGOCA」「nimoca」「はやかけん」も利用できる。Suicaポイントクラブ会員がSuicaで利用すれば、200円につき1ポイント付与される。
これに伴い、JR東日本はWii UのSuica電子マネー決済対応を宣伝するラッピング車を山手線で1編成運用する。運用期間は8月3日から30日までの予定。
Wii Uは今年3月時点で国内の販売台数が181万台に及ぶゲーム機。交通系ICカードを利用できるゲーム機はWii Uが初めてとなる。