三菱自動車は、中国のエンジン生産合弁会社である瀋陽航天三菱汽車発動機製造有限公司が、7月15日にエンジンの生産累計が300万基に達したことを発表した。
瀋陽航天三菱は1997年8月に設立され、1998年より生産を開始。拡大を続ける中国の自動車市場において、三菱ブランドの車体メーカー向けのほか、多くの中国メーカーにもエンジンを供給することで、2009年に生産累計100万基、2012年に200万基を達成している。
2009年7月からは小型自動車搭載用の小排気量で軽量、環境にも配慮したMIVEC機構付の4A9シリーズの本格量産を開始し、2013年には29万基を販売した。さらに現行4G6エンジンの後継として、新MIVECを搭載する新型エンジンの導入準備を進めている。