ダイハツ系のプルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)は16日、今年の販売目標を19万7,000台から19万3,000台に下方修正した。
アミナル・ラシド・サレー社長及び最高経営責任者(CEO)によると、市場の軟化、非国民車メーカーとの競争の激化、中央銀行バンク・ネガラが10日、政策金利である翌日物政策金利(OPR)をこれまでの3.00%から0.25 ポイント引き上げて3.25%にしたことを理由に下方修正した。
競争の激化によりプロドゥアの上半期における販売台数は、前年同期の9万6,900台から2.5%減少の9万4,500台となった。市場シェアのトップは維持したが、シェア率は30.9%から28.4%に縮小した。
アミナルCEOは、下半期の売り上げについて厳しい状況が続くとの見解を示した。一方でアフターセールス事業については、上半期のサービス台数が前年同期比4%増の95万6,000台となっており、好調が見込めると述べた。低燃費自動車(EEV)に関して、年内に発表するとした上で、手頃な価格となると明らかにした。
(ザ・スター、ザ・サン、ニュー・ストレーツ・タイムズ、7月17日、ベルナマ通信、7月16日)