アウトモビリ・ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマンCEOは7月17日に日本で初公開した『ランボルギーニ・ウラカンLP610-4』について、「本能を呼び覚ますテクノロジー」と表現した上で、「あらゆる革新的な技術をこの車に注ぎ込んだ」と強調した。
そのひとつがランボルギーニ・ピアッタフォルマ・イネルツィアーレ(LPI)と名付けた航空学から応用したシステムで、量産車では世界初採用となる。3個の加速度計、3個のジャイロスコープや複数のオンボードセンサーを使って車の動作を正確、直接的に計測することで、「限界までプッシュしても車とドライバーを危険にさらすことなく走行することができる」という。
またイタリア語で魂を意味するアニマという3つのドライビングモードが選べるシステムも採用されている。「ストラーダは一番コンフォートなモード。次がスポルトでスポーティなモード。最後がコルサで本当にレーストラックで走りたい時にはこのモードを選ぶ。ステアリングの下方にあるボタンを押すだけで設定を変えることができるので、乗りたいパフォーマンスに合わせてクルマの設定を変えることができる」としている。