EVの開発・製造・販売を行うコウメイは7月1日に電動3輪車『EVK-TRES(トレス)』を開発したと発表した。
EVK-TRESは、定格2kW(最大4kW)のホイールインブラシレスモーターを2個搭載し、最高速度は時速75km。バッテリーは4.6kwのリチウムイオン電池を搭載し、1充電の走行距離は約100kmとなっている。
また、パイプフレーム構造で、フレームにデザイン性を持たせているため構造が簡単。大がかりな設備を必要とせず、低コストでの量産も可能だという。車種分類は側車付2輪車扱いとなり、普通免許で運転可能。
コウメイは今後、EVK-TRESの実証実験を行い、量産体制を整え、本格的に小型車両市場に参入。現在、島根県の世界遺産、石見銀山での観光者送迎用の実証実験に利用される予定もある。