【スズキ Vストローム1000 ABS 試乗】軽量アドベンチャー、優れたシート形状で足付き性は良好…和歌山利宏

モーターサイクル 新型車

スズキ Vストローム1000 ABS
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国内外メーカーのほとんどが参入していると言っていいのが、このアドベンチャーカテゴリー。そして2014年6月、国内に新しく登場したのが、『Vストローム1000 ABS』だ。

初代は2002年に登場。以降2004年、2007年にマイナーチェンジが施されてきたが、ここへ来て大きく生まれ変わった。

新型Vストロームの特徴は、まずひとつに、エンジンが従来の996ccから1036ccにボアアップされ「1000」というネーミングどおりのリッタークラスとなったことだ。おかげで1200ccクラスの競合車よりも軽量で、実際に跨ってもコンパクト感がある。

ホイールベースは決して小さくないが、その分タンデムも含めた居住性が考慮されていると見ていい。そして、前後サスストロークは160mmで、他と比較して小さめ。つまり、オンロード指向が強く、現実に即したものとしているのだ。

とはいえ、小柄な日本人にとって、このカテゴリーのモデルが大柄であることも事実。ただ、シート高は850mmと他モデルと同水準でも、形状が工夫されており、足着き性はいくらか良好である。それに、軽量・コンパクト感も相まり、取り回しやすい。

ただ、実際問題、身長161cmの私が日常的に乗り回すには、ちょっと厳しいことも否めない。でも、嬉しいことに、シート高が30mm低くなる「ローシート」がオプションで用意されており、これなら私でも何とかなる。

このローシートはなかなか優れており、確実に足着き性が改善される。座面が低くなったことで、前方のせり上がり部の角が内股に当たるという声も聞いたが、内股でホールドしやすくなったと考えれば気にならない。ハンドリングもシートの高低で同じではないにしろ、慣れで対応できるレベルで、何ら問題はないと言える。
《和歌山 利宏》

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