【メルセデスベンツ GLA250 4MATIC Sport 試乗】乗り味は Aクラス、だが似て非なる物…島崎七生人

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メルセデス・ベンツGLA250 4MATIC Sport
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『GLAクラス』の外観は一見すると『Aクラス』に似ている。が、ホイールアーチやサイドウインド形状、ドアのプレスラインなどを含め専用デザイン。140mmの最低地上高も実は『Aクラス』より30~45mm高いのだ。

なので乗り込みは『Aクラス』がスポーツカーのようにシートに腰を落とす感覚なのに対し、もう少し乗用車的。視線の高さも同様の差だ。が、それ以外、室内の居心地はほぼ『Aクラス』で、いい意味でのタイト感がコチラにも貫かれている。バケットシートの“背中”を眼前に座る後席も、ほぼ『Aクラス』並の空間だ。スクエアな形状のラゲッジスペースは上質な造りで実用的だ。

短時間だったがオンロードを走らせた感覚もイメージ通りだった。装着タイヤのプロファイルの違い(50を装着。『Aクラス』は40)分、ステアリングの反応に穏やかさを感じるも、引き締まった乗り味は『Aクラス』のそれに近い。

211ps/35.7kg-mの性能を発揮するエンジン(270M20型2リットルターボ)と7速ATは、アイドリングストップも効かせながら、スムースにもパワフルにも走れる、十分なパフォーマンスをもっている印象だ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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