米国の自動車大手、クライスラーグループのジープブランドは6月24日、米国仕様の新型『チェロキー』の2015年モデルに、アイドリングストップを標準装備すると発表した。
新型チェロキーのアイドリングストップシステムは、ESS(エンジン・ストップ・スタート)と命名。車両が停止すると、燃料供給が止まり、エンジンが停止。ブレーキペダルから足を離すと、エンジンが自動的に再始動する。
アイドリングストップは、3.2リットルV型6気筒ガソリンエンジン搭載車に採用され、クラス唯一の9速ATと組み合わせる。ジープによると、エンジン再始動に要する時間は、0.3秒だという。
アイドリングストップの効果が、環境性能の向上。ジープによると、燃費とCO2排出量ともに、最大3%の改善が見込まれるという。
新型ジープチェロキーのアイドリングストップ装着車は、2015年モデルから。米国市場では、2014年第3四半期(7-9月)に発売される予定としている。