フォードの入門フォーミュラ、FIAの認定取得…F1目指す若手を育成へ

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フォーミュラフォードの2015年モデル
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米国の自動車大手、フォードモーターは6月23日、「フォーミュラフォード」の2015年モデルが、FIA(国際自動車連盟)「フォーミュラ4」レギューレーションの認定を受けたと発表した。

フォーミュラフォードは、世界各地で開催されている若手レーサー育成目的の入門レース、「フォーミュラフォード」用のマシン。2012年モデル以降、エンジンを「エコブースト」に切り替え、環境性能をアピール。

直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ「エコブースト」ユニットは、最大出力165ps、最大トルク22.4kgmを発生。トランスミッションは6速シーケンシャル。フォードモーターによると、基本的に市販車用の1.6エコブーストエンジンをベースにしているという。

6月23日、フォーミュラフォードの2015年モデルが、FIA(国際自動車連盟)「フォーミュラ4」レギューレーションの認定を取得。これは2015年モデルで採用した新開発のカーボンファイバーモノコックシャシーが、FIAのF3安全基準を満たしたことが大きい。

フォードモーターは、FIAからフォーミュラ4レギューレーションの認定を取得したことを受けて、今後、フォーミュラフォードを使った新しいレースシリーズを立ち上げる方針。FIAが想定するF1へのステップアップを狙う若手ドライバーのための、新レースシリーズを目指す。

《森脇稔》

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