低迷が続くインド新車市場において、販売好調を維持しているホンダ。同社がインド市場に、新たなモデルの投入を計画していることが分かった。
これは6月2日、ホンダのインド現地法人、ホンダシェルカーズインディアリミテッドが明らかにしたもの。同社のJnaneswar Sen営業&マーケティング担当副社長は、「間もなく『モビリオ』を発売し、インドのMPVセグメントに参入する」と宣言している。
モビリオは2001年、初代『フィット』をベースに日本国内で発売された小型ミニバン。コンパクトなボディに3列シートを採用。最大7名が乗車できた。
しかし2008年5月、『フリード』の発表に伴い、モビリオの販売は終了。その後、モビリオは2013年秋、インドネシアで開催されたジャカルタモーターショー13において、新興国向けの7名乗りMPVとして、復活を果たしている。
インドで間もなく発売されるモビリオは、ミッドサイズの7シーター車。ホンダシェルカーズインディアリミテッドのJnaneswar Sen営業&マーケティング担当副社長は、「インドの顧客が、腕を広げてモビリオを歓迎してくれることを望む」と語っている。