成田国際空港、ムスリム観光客の受け入れ環境を充実…ハラール認証レストランなど新設

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成田国際空港、ハラール認証レストランをオープンへ
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成田国際空港は、ハラール認証レストランをオープンするなど、訪日ムスリム(イスラム教徒)観光客の受け入れ環境をさらに充実すると発表した。

成田空港では、訪日観光客の受け入れ体制を強化するため、増加が見込まれるムスリム観光客のため、これまで礼拝施設の機能強化や、有料待合室でのハラールフード提供など受け入れ環境の整備や、サービス拡充を図ってきた。

今回、さらに充実するため、第1・第2旅客ターミナルビルの既存飲食店を改装し、成田空港では初めてのハラール専用キッチンで調理された料理を提供する「ハラール認証レストラン」をオープンする。

店内でのアルコールの販売はあるものの、キッチン外に区分して管理することで、ハラール専用キッチンで調理される全メニューがハラールとなる。第1旅客ターミナル中央ビル5階「杵屋麦丸」と第2旅客ターミナル本館4階「あげたての味・天亭」で6月26日にオープンする。

両店舗ともに、マレーシア・ハラール・コンサルテーション・トライニング・エージェンシーによるハラール認証を取得する予定。

また、2月に改修が完了した出国審査前エリアの「礼拝室」に続き、7月1日から出国審査後のエリアでも「礼拝室」の供用を開始する。出国審査を終えた利用客や、乗り継ぎ客向けに利用してもらう。

《レスポンス編集部》

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