【パリモーターショー14】フォルクスワーゲン パサート 次期型、初公開へ

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現行フォルクスワーゲンパサート ヴァリアント
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは5月26日、次期『パサート』を7月に発表すると明らかにした。実車は10月、フランスで開催されるパリモーターショー14で初公開される。

現行パサートは2010年秋、パリモーターショー10で大幅改良車を発表。ボディパネルをほぼ一新する大規模な変更を受けたことから、フォルクワーゲンは大幅改良車を、「新型の7代目モデル」と位置付けていた。

大幅改良から4年を経て、最新世代にモデルチェンジするパサート。今回、フォルクスワーゲンは、7月の発表に先がけて、次期型の一部情報を開示している。

メカニズム面では、欧州で主流のディーゼルに、新開発エンジンを投入。直噴2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル「TDI」の最新版は、ターボチャージャーがツイン化されるのが特徴。これにより、最大出力は240psを獲得する。最大トルクは51kgmと強力で、1750rpmの低回転域から引き出される。

このエンジンは、トランスミッションは7速DSG。駆動方式は、4WDの4モーションと組み合せられる予定。なお、次期型では、セダンとワゴンの『パサートヴァリアント』が同時にデビューを果たす。

《森脇稔》

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