25日に開催された「第98回インディアナポリス500マイルレース」。佐藤琢磨は一時5位まで追い上げるも、アクシデントに見舞われ19位でフィニッシュした。自身にとっても悔しい結果となったようだ。
以下、琢磨のコメント。
「スタートはスムーズで、マシンは良いセットアップに仕上がっていると感じられました。最初のピットストップまでに12位まで順位を上げることが出来ました」。
「ピットではトラフィックでのハンドリングを良くしようと試みたのですが、欲張り過ぎたのか行き過ぎて逆のオーバーステアになってしまい、それからの2スティントでは順位を落としてしまいました」。
「その後、レースの折り返しの頃にはセッティングを戻して順位も挽回しました。残念だったのはクラッシュしたディクソンの車のカーボンファイバーの破片が右サイド・ポッドの下に刺さってしまったことです。リスタートでは5位まで上がったのにダウンフォースを失い、スピードも落ちてしまいました」。
「ピットでの修復に時間を使い、19位という結果になりました。クルーがミスなく頑張ってくれただけに残念です。でも、チームとして価値ある経験を積むことが出来ました。厳しい一日ではありましたが良い一日でもあったと思います」。