欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンの米国法人、フォルクスワーゲンオブアメリカは5月12日、『e-ゴルフ』を2014年第4四半期(10-12月)、米国市場へ投入すると発表した。
e-ゴルフは、新型『ゴルフ』をベースに開発された市販EV。2013年9月、フランクフルトモーターショー13でワールドプレミアされた。
EVパワートレインは、モーターが最大出力115ps、最大トルク27.5kgmを発生。二次電池は、蓄電容量24.2kWhのリチウムイオンバッテリー。動力性能は、0-100km/h加速10.4秒。1回の充電で最大190km走行できる。急速チャージャーを使えば、80%のバッテリー容量を30分で充電可能。また、LEDヘッドライトが標準装備されるのは、他のゴルフとの違い。
e-ゴルフは2014年2月、まずはドイツで発売。これに続いて、2014年第4四半期(10-12月)、米国市場へ投入されることが決定した。
フォルクスワーゲンオブアメリカによると、e-ゴルフは同社にとって、米国初の市販EV。充電インフラの整った米国の一部州で、販売を計画しているという。
また、日本への導入もほぼ同時期になるとアナウンスされている。