VW「ポロR」を運転するヤリ-マティ・ラトバラは5月9日、ラリーアルゼンチンの第1レグの4つのステージでチームメイトのセバスチャン・オジェとシーソーバトルを繰り広げ、最終ステージでライバルから17秒7のアドバンテージを築くことに成功した。
ヘビーな雨によって丘のステージの表面の砂が洗い流され、このラフな路面によって5人のトップドライバー達がリタイアする過酷な戦いとなった。
「僕達はあのステージで本当に良いフィーリングを持っていた。僕の副ドライバーは完璧な仕事をして、僕は本当にそれを楽しんだよ。そしてそのように感じた時、こういったことは起こるのだろうね」とラトバラは語った。
先月のポルトガルでのクラッシュにより、シトロエン「DS3」を運転するクリス・ミークは注意深い運転をしたもののトップ5から落ちることは無く、オジェから49秒7遅れの3番手のポジションを確保した。
フォード「フィエスタRS」を運転するエルフィン・エヴァンスはアルゼンチンのデビューにおいて、2分40秒7遅れの4番手となり、同じ車を運転するロバート・クビサよりわずかに0.2秒の差を確保することとなった。