【ジープ チェロキー 新型発表】女性や新規流入ユーザーに期待

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ジープ・チェロキー
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フィアットクライスラージャパンが5月17日より発売を開始するジープ『チェロキー』は、フラッグシップの『グランドチェロキー』とジープのアイコン的存在の『ラングラー』の中間的なポジショニングになるという。

そう話すのは、同社マーケティング本部プロダクトマネージャーの渡邊由紀さん。新型チェロキーのハイライトは、「画期的なデザインや、多様性のインテリアとその質感の向上。ジープならではのオフロード性能とともに、9速ATを搭載することでオンロード性能も向上させた。さらに、セーフティ機能も多数装備し、全車ナビゲーションシステムも搭載したことだ」と説明。

そして、日本へは3グレードが導入される。それぞれのグレードの特徴について渡邉さんは、「二駆でより価格を抑えたエントリーのロンジチュード(2.4リットルマルチエアエンジンに9速ATを搭載。379万800円)。そして、トレイルホーク(3.2リットルV6ペンタスターエンジン。9速ATで429万8400円)はオフロード性能に特化。高級志向に特化したリミテッド(3.2リットルV6ペンタスターエンジン。9速ATで安全関連の装備が全て装着され、461万1600円)となる」とし、それぞれが明確なポジショニングの上に成り立っており、「より幅広いユーザーに、アピールできるラインナップだと確信している」と話す。

ユーザー層については、これまでは95%程は男性だったと渡邊さん。しかし、新型は「若干ではあるが女性ユーザーも更に獲得できると予想する」と述べる。新型チェロキーを導入するにあたって500名にリサーチを行った結果、「特に30代女性がデザインに対して評価が高かったのだ。例え直接の購入者でなくとも、ショールームに同行した奥様が好評価で購入に結び付くケースもあるだろう」と分析。さらに、ジープブランド以外のユーザーからの評価も高かった結果から、新しいユーザー層への期待が高いことを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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